兄弟からNuclear Power Trioというバンドを教えてもらった。どこからこの珍妙なバンドの情報を得たのか謎だが、聴いてみるととても良い。見た目に反して曲はガチで、「W.A.P. (Wet Ass Plutonium)」はザ・リーサルウェポンズが好きならハマるだろうし、「Nyetflix and Chill」ではフュージョンの要素を取り入れたりしている。そしてベースがずっとテクニカル。いかにも兄弟が好きそうなベースだ。トランプ・プーチン・金正恩の姿をした3人が演奏しているという出オチ感に曲が負けていないのがすごい。
今日はブックオフのクーポンやらレンタル落ちやらを駆使して、Blurの「The Best Of」と崎山蒼志の「いつかみた国」を買った。Blurのベストはオリジナルアルバムに入っていない「Music Is My Radar」を目的で買ったが、レジェンドバンドなだけあって名曲ぞろい。「いつかみた国」は「国」と「ソフト」があまりにも名曲なので欲しかった。しかし改めて聴いてみるとその他の曲も名曲ばっかりだった。
数年前にピノキオピーさんがMIKU EXPOのDJで電気グルーヴ→The Prodigy→THE MAD CAPSULE MARKETSという流れをやったという前例はあるが、でんの子PさんのDJはボカロに無関係の曲が8割ほどだったので、これでOKが出たのかと思った。画面の横では「Where is Miku?」「I have no idea who this Dennoko is but can they at least play some Miku songs or just Vocaloid in general」「視聴者数めっちゃ減ってるじゃん」というコメントが流れていた。それでも媚びずに自分を貫くことの大切さを感じた。
今日は墓参りにかなり田舎の方に行った。町で唯一のTSUTAYAに寄ったら、レンタル落ちでBibioの「Vignetting The Compost」を見つけたので買った。以前レンタル落ちで見つけたけど見逃したことを後悔していたので、なんらかの巡り会わせだったのかもしれない。「The Ephemeral Bluebell」と「Dopplerton」がとても気に入っていたので買えてよかった。そして、今日一日で3か所も蚊に刺された。
これらの屋台を見回してみると、食べ物の値段がだいたい600円ほどする。冷やしキュウリにいたっては400円という法外な値段で売られている。こんな屋台を前にすると、600円あったらブックオフで1枚CD買えるよな、そういえばPeople In The BoxのAve Materiaがあそこのブックオフに500円であったな、とか考えてしまう。
ところで、ブックオフで査定を待っている間に店内をふらふらしていると、Oasisの「Stand By Me」のシングルを見つけた。CDを手に取った後いつもの癖でCDを裏返し、裏ジャケを見たときに自分はぎょっとした。そこに使われていたのは明らかに統一教会の合同結婚式の様子だった。草 (草ではない) 。老夫婦の和やかなジャケットで油断させておいて、裏返したらこの写真とは。ただでさえ不気味な写真なのに前振りのせいでもっと不気味に感じる。オアシス側の意図はわからないが、自分の脳裏にはギャラガー兄弟のほくそ笑む顔が思い浮かんだ。
「SIX HACK」の3話を見た。これからの展開が全く読めない中、強いインパクトを残したのはFranz K Endoさんだった。冒頭や途中の演出にEndoさんの映像が侵食してきている。ここで自分は気付いた。もしかしたらこれは大森時生 vs ダ・ヴィンチ・恐山 vs Franz K Endoの個性の殴り合いなのかもしれない。
ベーシストである兄弟が先日WarwickのRockBass Alien Standard 4stというアコースティックベースを買った。定価が14万のところを7万という半額ほどの値段で買えていたので、傍から見てもかなりいい買い物をしたのではないだろうか。自分の兄弟はなかなかの嗜好の持ち主で、現在普通のベースを手元に持っていない。持っているのは今回買ったアコベ、Bacchusのジャズべにピッコロ弦を張ったピッコロベース、6弦ベース、6弦フレットレスベースというラインナップ。
最近ラジオの良さを感じ始めている。出先でかかっているラジオからたまに好きな曲が流れていると、少しテンションが上がる。この前はリーガルリリーやPeople In The Boxの新曲がかかってて嬉しくなった。Daft PunkやBloc Partyとか洋楽もたまにかかる。今日はドミコがかかった。出先で何らかの作業をしているときに好きな曲が流れると、日常に音楽の狂気やカオスが少しづつ侵食していくようで少しワクワクする。